離れた位置からの画像を解析して空席を検知、AIを利用したサービスをオプティムが提供開始

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2016年10月28日 0:00

オプティムは、ネットワークカメラで捉えた画像を解析して、空席を検知するサービスの提供を始めた。

オプティムは2016年10月27日、ネットワークカメラで捉えた画像を解析して、空席を検知するサービスの提供を始めた。多額の費用をかけて席ごとにセンサーやカメラを設置しなければできなかった空席検知を、少数のネットワークカメラとAI(人工知能)を利用して、シンプルに実現したことが特徴。

複数の座席を見下ろす位置にネットワークカメラを設置し、そのデータをオプティムのクラウドサービス「OPTiM Cloud IoT OS」に送信すれば、OPTiM Cloud IoT OSが備えるAIを利用した画像解析機能で画像を解析し、空席の位置を検知する。ネットワークカメラもOPTiM Cloud IoT OSも、リアルタイムで動作しているので、リアルタイムで空席状況を確かめることができる。

図 AIが画像を解析して、空席を検知したところ

図 AIが画像を解析して、空席を検知したところ

出所 オプティム

小規模な飲食店や店舗に応用するなら、ネットワークカメラは1台で済む。対象が映画館や劇場など、大規模になってくると、複数台のネットワークカメラで座席をカバーする必要がある。それでも、座席ごとにセンサーを設置するよりも低コストでシステムを実現できる。

図 空席を知らせるアプリケーションの例

図 空席を知らせるアプリケーションの例

出所 オプティム


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オプティム

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