[ニュース]

テラスカイとNTTPCコミュニケーションズ、Salesforceを用いたIoTソリューションを提供

2015/08/27
(木)
SmartGridニューズレター編集部

2015年8月27日、株式会社テラスカイ(以下:テラスカイ、東京都中央区 代表取締役社長:佐藤 秀哉)と株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(以下:NTTPC、東京都港区、代表取締役社長:前沢 孝夫)は、企業の生産性向上を支援するために、センサーデータと顧客データ(CRM)を掛け合わせたIoT利用を早期実現できるソリューションを、両社の連携により2015年9月1日より提供することを発表した。
 図1 提供イメージ

業務効率化や生産性向上を目的に、生産設備、輸送やウェアラブル機器等といったモノやヒトにセンサーを取り付け、稼働状況や業務内容の見える化を実現する手段として、IoT活用を検討する企業が増え始めている。しかし、企業全体としての生産性向上への活用や、さらには収集したデータを活用し新ビジネスを創造するといった展開までには至っていない現状がある。
テラスカイとNTTPCは、両社の特長を活かし、Salesforceを用いたIoTソリューションを提供することにより、企業の生産性向上につながるIoT活用の早期実現を支援する。

◆IoTソリューションによるビジネス・イノベーション事例
 図2 利用例「機器(生産設備、輸送機器等)の予防保全から新たなビジネスを早期実現

図2の例では、機器の異常に関し、通常とは異なる挙動を起こす前に予防検知することで、保守員が部品交換を実施する保守サービスの展開や、営業が後継機の提案を行うなど、プロアクティブな(先を見越した)行動を起こすことが可能となる。このように、センサーから取得する膨大なデータ、人の行動、顧客データ(CRM)を掛け合わせることができる一気通貫したシステムを早期に構築し、新しい価値や新しいビジネスの創造を支援するのが、IoTソリューションである。

NTTPCは、センサーデータを「つなぐ・ためる・創りだす」を担う、センサーとの接続・IoTネットワーク・IoTプラットフォーム・見える化アプリケーションまでを提供。約10年の提供実績に裏打ちされた技術力により、製品のIoT化やIoT試作機を開発予定の顧客に対してクイック&スモールスタート可能な支援を行う。
一方、テラスカイは、クラウド連携サービス「SkyOnDemand」を利用し、顧客企業が保有するSalesforceの顧客データ(CRM)とNTTPCのIoTプラットフォームを短期間で連携する。IoTの真価を発揮するには、仮説による迅速な構築、迅速な軌道修正が必須となる。1,800件を超えるSalesforceの導入実績を持つテラスカイのコンサルタントと、開発工数を削減するこの連携ツールによって短いサイクルでのPDCA〔設定(Plan)、実施(Do)、検証(Check)、改善(Action)〕の実践を支援する。


■リンク
NTTPC
テラスカイ
 

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