2015年12月9日、凸版印刷株式会社(以下:凸版印刷、東京都千代田区、代表取締役社長:金子 眞吾)は、家庭内での生活行動量を基にしたエネルギー消費量推定法「REEDA(リーダ)」を活用した家庭向けエネルギー情報サービスを、2016年4月より本格的に開始する事を発表した。
同サービスは、凸版印刷と株式会社早稲田環境研究所(以下:早稲田環境研究所、東京都新宿区、代表取締役:大村 健太)、早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科 永田勝也/小野田弘士研究室(以下:早稲田大学、東京都新宿区・埼玉県本庄市)の3者が開発したエネルギー消費量推定法「REEDA」を活用するものである。
具体的には、HEMSなどの電力データがなくても、家族構成など家庭の属性情報と生活行動を組み合わせることで家庭のエネルギー消費状況を推定し、その結果に基づいた省エネ方法や最適な料金プランなどを提案に活用される。
また、節電などの省エネ活動に応じたポイント発行や、家庭のライフスタイルに合わせたクーポン配信など、電力やガスなどの既存エネルギー事業者および新規参入企業に向け、顧客満足度の向上につながるサービスの提供を行う。