DAC施設にCO2精製・液化システムを納入
日機装株式会社(以下、日機装)の米グループ会社であるClean Energy & Industrial Gasesグループ (以下、CE&IG)は、カナダのDeep Skyが運営する、大気中から直接CO2を回収し、精製・液化して地中に貯留するためのDAC(Direct Air Capture)施設「Deep Sky Alpha」にCO2精製・液化システムを提供した(写真1)。日機装が2026年2月4日に発表した。
写真1 Deep Sky Alphaは、大気中から直接CO2を回収し、地中に貯留する施設
出所 日機装株式会社 ニュース 2026年2月 4日、「カナダ初のDAC施設にCO₂システムを提供」
年間で最大3000トンのCO2除去
Deep Sky Alphaは、最大10基のDACシステムを同時に稼働し、年間で最大3000トンのCO2除去できるとする。2025年8月にカナダのアルバータ州で稼働を開始し、カナダで初めて大気中から回収したCO2の地中貯留に成功したという。
運用電力を太陽光発電で賄うことで、施設稼働に伴う排出を抑制し、ライフサイクル全体での排出量を除去量が上回るカーボンネガティブでの運用を実施しているとする。
CE&IGが同施設に提供したCO2精製・液化システムは、圧縮機、ろ過、配管、制御盤、自動化システムをコンテナ内に統合した。施設内にある10基のDACユニットから回収されるCO2を、一括して精製・液化処理する能力があるとする。また、将来的なDAC技術の追加に対応できるように設計したとしている。
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