バーチャルPPAで風力発電由来の非化石証書を調達
株式会社村田製作所(以下、村田製作所)は、風力発電由来の非化石証書を調達する(写真1)。これにより、年間で約1万3700tのCO2排出量を削減する見込み。コスモエコパワー株式会社とバーチャルPPA(電力販売契約)注1を2026年1月14日に締結した(図1)。コスモエコパワーが2026年1月23日に発表した。
図1 村田製作所とコスモエコパワーによるバーチャルPPAのスキーム
調達先は大分ウィンドファームと中紀ウィンドファーム
今回のバーチャルPPAでは、コスモエコパワーが運営する大分ウィンドファームおよび中紀ウィンドファームから生み出される追加性注2のある環境価値の一部を非化石証書として調達する(写真1)。
写真1 大分ウィンドファーム(左)と中紀ウィンドファーム(右)の外観
大分ウィンドファームは、大分県大分市、臼杵市にまたがる行政界付近の尾根部に位置し、2023年4月に商業運転を開始した。発電容量は、1万4000kW。中紀ウィンドファームは、和歌山県広川町、日高川町、有田川町にかかる白馬山脈尾根部に位置し、2021年4月に商業運転を開始した。発電容量は、4万8300kW。
村田製作所は、「脱炭素社会の実現」をマテリアリティとして設定し、2035年度での再生可能エネルギー導入比率100%を目標に設定している。生産工程における省エネルギー活動に加え、自社工場への自家発電設備の導入、各種PPAを通じた再生可能エネルギー調達のポートフォリオ拡大を通じ、事業運営における環境負荷の低減を進めている
注1:バーチャルPPA(電力販売契約):需要家が自らの敷地外に設置された再生可能エネルギー発電所から、物理的な電力ではなく、その環境価値のみを調達する契約形態。
注2:追加性:社会全体に対して新しい再エネを生み出すこと、新たな再エネ設備に対する投資を促す効果があること。
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