国内初となる水田でのペロブスカイト太陽電池の実証開始、千葉銀行・積水ソーラーフィルムら
2026年5月14日 (木曜) 20:40
水田でフィルム型ペロブスカイトの実証
株式会社千葉銀行(以下、千葉銀行)、ひまわりグリーンエナジー株式会社、積水ソーラーフィルム株式会社、株式会社TERRA、国立大学法人千葉大学の5者は、国内で初めて水田にフィルム型ペロブスカイト太陽電池注1を用いた営農型太陽光発電設備の実証実験を開始した。千葉銀行が2026年5月14日に発表した。
図1 水田に設置されたフィルム型ペロブスカイト太陽電池
出所 株式会社千葉銀行 ニュースリリース 2026年5月14日、「フィルム型ペロブスカイト太陽電池を用いた営農型太陽光発電設備実証実験プロジェクト始動について」
地域資源を活用したエネルギー循環モデルを構築へ
5者は、2026年3月に千葉大学柏の葉キャンパス内へ設置を完了し、同年5月11日に水田での田植えを行い、今回、実証実験を本格的に開始した。
フィルム型ペロブスカイト太陽電池を用いた営農型太陽光発電の新たなモデルを開発し、千葉県内で地域循環型エネルギーシステムの構築するのが目的。
具体的には、千葉県の主要産業である農業と、同県が世界・国内で高いシェアを誇るヨウ素注2を主原料としたペロブスカイト太陽電池を組み合わせ、地域資源を再生可能エネルギー電源へと転換するとともに、持続可能な農業に向けた経営モデルの構築を目指す。
注1:フィルム型ペロブスカイト太陽電池:シリコン製に代わる次世代太陽電池の一つ。薄くて軽く、柔軟性があるため、建物の壁面や耐荷重の低い屋根、さらには農地など、多様な場所への設置が期待されている。
注2:ヨウ素:ペロブスカイト太陽電池の主要材料。千葉県は世界有数の産地である。
参考サイト
株式会社千葉銀行 ニュースリリース 2026年5月14日、「フィルム型ペロブスカイト太陽電池を用いた営農型太陽光発電設備実証実験プロジェクト始動について」



