地熱・太陽光を組み合わせ夜間も再エネを確保、コクヨ

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2026年4月24日 (金曜) 12:41

地熱・太陽光由来の再エネ電力を品川オフィスに導入

 コクヨ株式会社(以下、コクヨ)は、東京品川オフィスに、地熱と太陽光由来の再生可能エネルギー(再エネ)電力を一部導入した。太陽光発電の供給が途絶える夜間帯の電力を地熱発電で補完することで、再エネを安定的に確保する。2026年4月24日に発表した。

図1 地熱・太陽光由来の電力をJERA Crossがアグリゲーターとなり東京品川オフィスに供給する

出所 コクヨ株式会社 ニュース 2026年4月24日、「東京品川オフィスTHE CAMPUSで地熱由来の再エネ電力を導入し、脱炭素化を加速」

夜間の再生エネ確保、CO2を159トン削減

 今回、株式会社JERA Cross(以下、JERA Cross)がアグリゲーター注1として、九電みらいエナジー株式会社から地熱由来の電力を調達する。それを複数のオフサイト太陽光発電所から得られる電力と組み合わせ、複合的な電源として東京品川オフィス「THE CAMPUS」へ供給する(図2)。

図2 東京品川オフィス「THE CAMPUS」の外観

出所 コクヨ株式会社 ニュース 2026年4月24日、「東京品川オフィスTHE CAMPUSで地熱由来の再エネ電力を導入し、脱炭素化を加速」

 天候や時間帯に左右されず稼働する地熱由来の電力を導入することで、夜間も含めた持続的かつ安定的な再エネの確保を可能にした。

 本スキームを通じた再エネの年間供給量は、約37.5万kWhを見込む。この導入により、二酸化炭素(CO2)排出量を年間で約159トン削減する想定である。

 コクヨはこれまで、温室効果ガス排出削減に向けた取り組みとして、自社工場における再生可能エネルギー電力への切り替えを進めてきたが、地熱の活用は初となる。


注1:アグリゲーター:分散している複数の再生可能エネルギー発電設備や需要家の電力を束ねて、需給バランスの調整や電力市場での取引などを仲介・支援する事業者のこと。

参考サイト

コクヨ株式会社 ニュース 2026年4月24日、「東京品川オフィスTHE CAMPUSで地熱由来の再エネ電力を導入し、脱炭素化を加速」

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