アールエスコンポーネンツ、IoT開発に最適なマイコンボード「Arduino M0 Pro」を販売

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2015年7月13日 0:00

2015年7月13日、アールエスコンポーネンツ株式会社(以下:アールエスコンポーネンツ、神奈川県横浜市、代表取締役:横田 親弘)は、Arduino Unoをベースとするシンプルで高性能なマイコンボード「Arduino M0 Pro」(RS品番:865-9004)の販売を開始したことを発表した。

「Arduino M0 Pro」は、組み込み系エンジニアやコンピュータ技術に精通した専門家、学生らを対象とし、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)やウェアラブル機器、FA機器、ロボットなどの開発で画期的なアイデアの実現をサポートする。また、32ビット環境でアプリケーション開発を行う教育現場などにも最適なものとする。
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「Arduino M0 Pro」は、低消費電力のAtmel SAM D21マイクロコントローラと32ビットのARM CortexM0+コアを搭載し、Arduinoシリーズのなかでも高い性能と優れた柔軟性を備えている。Atmel Embedded Debugger(EDBG)により、追加のハードウェアを必要としないフルデバッグインタフェースが提供され、ソフトウェアのデバッグが格段に実行しやすくなっている。EDBGは、デバイスプログラミングや従来のArduinoブートローダ用の仮想COMポートにも対応する。また、Arduino R3 Layoutに対応した3.3Vのシールドと互換性があるため、Arduinoのプログラミング言語を用いた開発は、Arduinoの開発環境に合わせたカスタム開発のソフトウェアライブラリにより、サポートされている。

「Arduino M0 Pro」の主なハードウェア仕様

  • クロック速度48MHz/48ピンLQFPの「ATSAMD21G18」マイクロコントローラ
  • 動作電圧3.3V
  • フラッシュメモリ256KB、SRAM32KB、EEPROM 最大16KB(エミュレーション)
  • 入力オプションなど:デジタルI/Oを14ピン(PWMが12チャンネルとUART)、12ビットのADC入力チャンネルを6ピン、10ビットのDAC出力ピンを1ピン

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アールエスコンポーネンツ

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