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日本TI、IoT製品向けに、低消費電力のSimpleLink Sub-1GHzワイヤレス・マイコンを発表

2015/11/18
(水)
SmartGridニューズレター編集部

2015年11月18日、日本テキサス・インスツルメンツ株式会社(以下:日本TI、東京都新宿区、代表取締役社長:田口 倫彰)は、超低消費電力で長距離無線通信をIoT製品に簡単に実装できる、SimpleLink 超低消費電力プラットフォーム、SimpleLink Sub-1GHz「CC1310」ワイヤレス・マイコン製品を発表した。

「CC1310」は、建物や工場のオートメーション、アラームやセキュリティ、スマート・グリッドやワイヤレス・センサ・ネットワークなどのアプリケーション向けに、最大20年の電池動作時間を提供する。

超低消費電力、長距離通信アプリケーション向け「CC1310」ワイヤレス・マイコンの特長

  • 電池動作時間を延長
    超低消費電力の無線通信機能、ARM Cortex-M3 マイコン、センサ・コントローラ、複数のローパワー・モードや0.6µAのスリープ電流のほか、158という最高のULPBench スコアを実現。
     
  • より長い通信距離
    高感度と強力な共存性を提供、1個のコインセル電池で、建物全体から、市街地全体まで20kmを超える距離の通信が可能。
     
  • より高い集積度
    小さな基板実装面積と、ワンチップ、フラッシュ・ベースの4mm×4mmのQFNパッケージにより、指先の大きさのワイヤレス・マイコンが、コイン電池動作のアプリケーションに、より多くの可能性を提供。

日本TIでは、複数のソフトウェアオプションを提供し、SimpleLink 「CC1310」ワイヤレス・マイコンを用いた製品開発を簡素化する。現在供給中のソフトウェアには、 EasyLinkやTI RTOSを用いたwM-Busプロトコル・スタックによるポイント・ツー・ポイントの通信例や、Contiki 6LoWPAN メッシュ・ネットワーキング・スタックなどが含まれる。
また、日本TIでは設計プロセスの簡素化に役立つ開発ツール群、 リファレンス・デザインや オンライン・トレーニング などのサポートを提供している。加えて、32kB、64kBや128kB のスケーラブルなフラッシュ・メモリ搭載製品も提供する。


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日本TI

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