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SBエナジー、三井物産など、大規模風力発電所「ウインドファーム浜田」の営業運転を開始

2016/06/07
(火)
SmartGridニューズレター編集部

2016年6月7日、SBエナジー株式会社(以下:SBエナジー、東京都港区、代表取締役社長:孫 正義)と三井物産株式会社(以下:三井物産、東京都千代田区、代表取締役社長:安永 竜夫)は、両社が出資する特別目的会社(SPC)「株式会社グリーンパワー浜田」を通じて2016年6月10日より大規模風力発電所「ウインドファーム浜田」の営業運転を開始することを発表した。
 写真 ウインドファーム浜田イメージ

同風力発電所は、島根県浜田市金城町および弥栄町に1基あたり1,670kWの風力発電機29基を設置し、出力規模4万8,430kW(約48MW)の風力発電所であり、年間予想発電量8,500万kWh/年の発電を見込んでいる。また、開発に伴って新設した建設・保守用道路は、今後地元の造林事業者と共用するなど、本事業を通じて地域への貢献も行っていく。
「ウインドファーム浜田」はSBエナジーが初めて運転を開始する風力発電事業となる。また、三井物産においては国内をはじめ、カナダやメキシコ、ポーランド、オーストラリア、米国などで風力発電事業に出資参画している。

「ウインドファーム浜田」の概要

所在地:島根県浜田市金城町および弥栄町
出力規模(モジュール容量):4万8,430kW(約48MW)1,670kW×29基
年間予想発電量(初年度):約8,500万kWh/年(一般家庭約2万3,600世帯分の年間電力消費量に相当
運転開始:2016年6月10日


※ 世帯当たり3,600kWh/年で算出

■リンク
SBエナジー
三井物産

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