デジタルグリッドが風力発電の発電量を予測するAI技術を需給サービ上で稼働

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2026年3月17日 (火曜) 8:00

風力発電の発電量をAI技術で予測

 デジタルグリッド株式会社(以下、デジタルグリッド)は、風力発電の発電量を予測するAI技術を開発し、アグリゲーションサービス注1に実装した。需給管理の最適化につなげるという。2026年3月9日に発表した。

需給管理を最適化

 デジタルグリッドは、風力発電の需給を管理するアグリゲーションサービスを2026年2月から提供している。今回、同サービスにリアルタイムの気象データをもとに風力発電の発電量を予測する技術を実装した。これにより、需給管理をAI技術で最適化するという。

 同社の電力取引プラットフォーム「デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)」を通じ、日本卸電力取引所(JEPX)注2への売電までワンストップで提供する体制を整備したとする。

図1 「デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)」の概要


出所 デジタルグリッド株式会社 プレスリリース 2026年3月9日、「デジタルグリッド初 風力発電の需給管理を開始 新たに自社開発したAI予測技術を活用」

 デジタルグリッドによると、風力発電は、太陽光発電と比べて気象条件による発電量の変動が大きい。そのため、発電量の予測が課題になっている。


注1 アグリゲーションサービス:点在する太陽光や風力などの再生可能エネルギー、蓄電池、電気自動車(EV)といった小規模な分散型電源を束ねて制御し、一つの発電所(仮想発電所=VPP)のように機能させるサービスのこと。
注2 日本卸電力取引所:JEPX。発電事業者が小売電気事業者に電気を売買する取引所。

参考サイト

デジタルグリッド株式会社 プレスリリース 2026年3月9日、「デジタルグリッド初 風力発電の需給管理を開始 新たに自社開発したAI予測技術を活用」

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