複合機のCO2排出量をオフセットする「カーボン・オフセットサービス」
エプソン販売株式会社(以下、エプソン販売)は、レンタルサービスで提供するインクジェット複合機のライフサイクル全体で排出されるCO2を、「J-クレジット制度」を活用して実質ゼロにする「カーボン・オフセットサービス」の提供を、2025年6月18日に開始した(図1)。インクジェット複合機のレンタルサービス「エプソンのスマートチャージ」のユーザーのうち希望者に提供する。カーボン・オフセットにより、脱炭素化の取り組みを支援する。同日に発表した。
図1 エプソン販売株式会社の「カーボン・オフセットサービス」によるオフセットの流れ
出所 エプソン販売株式会社 ニュースリリース 2025年6月18日、「「エプソンのスマートチャージ」が『カーボン・オフセットサービス』を提供開始」
オフセットにJ-クレジット制度を活用し、第三者認証も取得
カーボン・オフセットサービスは、エプソンのスマートチャージの原材料調達から、生産、輸送、使用・維持管理、廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体で排出されるCO2排出量を、CO2などの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証するJ-クレジット制度を活用してオフセット処理する。
第三者認証プログラムであるカーボン・オフセット認証を取得している。同サービスの希望者に対し、この認証をもとにしたオフセット商品としての信頼性を証明する「カーボン・オフセットラベル」を付与する。また、「カーボン・オフセット証明書」を電子データで発行する。
エプソンのスマートチャージで2025年6月18日以降に新規購入した顧客のうち、サービスの希望者に提供する。申込期間は、購入から6カ月以内。対象機種は、LX-10050MF、LX-10000R、LX-7550MF、LM-C6000、LM-C5000、LM-C4000、LM-C400、PX-M8010FX、PX-M8000FX、PX-S8010X、PX-M890FX、PX-S890X。エプソンのスマートチャージから追加費用無しで利用できる。
参考サイト
エプソン販売株式会社 プレスリリース 2025年6月18日、「「エプソンのスマートチャージ」が『カーボン・オフセットサービス』を提供開始」