音響機器メーカーのBose、本社敷地内で出力1.7MWのメガソーラーを運転開始

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2018年10月12日 0:00

アメリカSunPowerは、音響機器メーカーの世界的大手であるBoseの本社敷地内に出力1.7MWのメガソーラーを設置して、運転を始めたと発表した。

アメリカの太陽光発電モジュールメーカーであるSunPowerは2018年10月11日(アメリカ太平洋標準時)、音響機器メーカーの世界的大手であるBoseの本社敷地内に出力1.7MW(1700kW)のメガソーラーを設置して、運転を始めたと発表した。

図 Bose本社敷地内に設置したメガソーラー

図 Bose本社敷地内に設置したメガソーラー

出所 SunPower

Bose本社の所在地はアメリカ東海岸のマサチューセッツ州フレイミングハム。今回設置したメガソーラーは本社敷地の南側にある丘に設置した。SunPower製の太陽光発電モジュールを4000枚近く設置し、年間発電量は約2.4GWh(240万kWh)を期待できるという。設備利用率を計算すると約16.1%と、メガソーラーとしてはかなり高い値になる。発電した電力はBose本社敷地内で消費する。

今回建設したメガソーラーはSunPowerが運営を担当し、発電した電力をBoseが20年間買い取る契約を締結している。SunPowerの上級副社長を務めるNam Nguyen氏は「再生可能エネルギーを導入する企業はアメリカ全国的に増えているが、特にBoseが本社を置くマサチューセッツ州ではその傾向が強い」とコメントしている。


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SunPower

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