VPPとは、太陽光、蓄電池、電気自動車、エネファーム、ネガワットなど、需要家側のあらゆる分散エネルギー資源を、IoTを活用して統合し、遠隔制御することによって、あたかも1つの発電所のように機能させる仮想発電所のことである。
同実証事業は、2020年に50MW以上のVPPの実現を目標にしており、第1年度は29.5億円の予算で実証事業が行われた。第2年度は40億円の予算のもと公募が行われている。
表1に、「VPP構築実証事業」の成果報告書(概要版)の一覧を、表2に、そのうちのバーチャルパワープラント構築事業の7つのプロジェクトについて示す。各内容は、ダウンロード可能であるので参照していただきたい。
表1 平成28(2016)年度「VPP構築実証事業」の成果報告書(概要版)
表2 バーチャルパワープラント構築事業の7つプロジェクトの成果報告書(概要版)