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【Interop Tokyo 2022レポ—ト】離陸するローカル5G!

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2022/07/07
(木)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

NTT東日本のマネージド・ローカル5Gサービス「ギガらく5G」

 NTT東日本は、2022年5月30日から提供を開始したマネージド・ローカル5Gサービス「ギガらく5G」(表4)を出展。同サービスの開発および販売を、NTT東日本が全国エリアに提供する。

表4 TDD方式(いずれか選択可能)の「ギガらく5G」の主な仕様

表4 TDD方式(いずれか選択可能)の「ギガらく5G」の主な仕様

出所 NTT東日本「ギガらく5G」のサービス提供開始について」、2022年5月30日

 「ギガらく5G」は、2つの特徴をもつ。

 1つは、従来のローカル5Gサービスは、オンプレ構成で5年総額で1億円かかる価格帯であったが、今回、その1/5の2,000万円(税別)でミニマム構成ができる価格帯とした(注:月約30万円のサブスクリプション型もある)。

 もう1つは、準同期TDD方式(前出の表2参照)に対応した機能をはじめ、本格的な5Gスタンドアロン(SA)機能と、電波免許の取得から基地局を含むネットワーク設計、システム構築、さらに導入後の運用・サポートまで、トータルITO(IT Operation)をワンパッケージで提供する。

 なお、ローカル5GのRU、CU、DU、UPF(ユーザープレーン機能)や5Gコア(5GC)のうち、インドアRU(アンテナ一体型)と5Gコアはサムスン製を採用、他の機器については非公開となっている。

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