2016年2月18日、ニフティ株式会社(以下:ニフティ、東京都新宿区、代表取締役社長:三竹 兼司)は、米国シリコンバレーに拠点を置くIoTスタートアップMODE,Inc.(以下:MODE社、米国カリフォルニア州、CEO:Gaku Ueda)と、「ニフティIoTデザインセンター」※において提携したことを発表した。
同提携によりMODE社は「ニフティIoTデザインセンター」のパートナーとなり、ニフティはMODE社が提供するIoTデバイス向けバックエンドサービス「MODE」を「ニフティIoTデザインセンター」のソリューション提案に活用していく。
◆「MODE」概要:
「MODE」は、IoTデバイスを使ったシステム構築と運用の手間を大幅に軽減するクラウドプラットフォームとなる。デバイス管理、ユーザー認証、デバイス所有管理など、IoTシステムに必須となる機能を網羅し、クラウドベースの業務ロジック、モバイルアプリを統合した堅牢なシステムの短期間での開発を可能にする。
図 「MODE」管理画面イメージ
〇主な特徴
- ハードウェア、プログラム言語を問わない柔軟なアーキテクチャ
- ビルトインのユーザー管理、アクセス制御機能
- 高機能なウェブベースの管理UI
- デバイス、クラウド、モバイルアプリ間の高いセキュリティ
- 外部ツールとの容易な連携
〇利用料金:
接続デバイス20台まで無料、それ以上の場合は利用量に応じて課金。
ニフティは、米国シリコンバレーの提携企業に出向している社員を通じて現地調査と事業開発を行っており、その活動で得たさまざまな企業やサービスの情報をもとに検討と協議を重ね、今回のMODE社との提携に至った。MODE社が日本企業と提携するのはニフティが初となる。
ニフティでは今後も、同社とシナジーを生む企業と提携し、IoTに取り組む企業を共に支援していく。
※ 「ニフティIoTデザインセンター」:デバイスにインターネットやクラウドを組み合わせてIoTサービスを開発・提供したいと考える企業を、ネットワーク技術とシステム開発に精通した専属エンジニアが支援するサービス。アプリケーション開発、センサーやゲートウェイデバイス、インテグレーションなど、各分野に特化したパートナー企業と共に、IoTに取り組む企業の課題を解決する。