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パネルを東西方向に向けることで設置枚数増加、NTTファシリティーズが千葉でメガソーラー建設開始

2016/10/27
(木)
SmartGridニューズレター編集部

NTTファシリティーズ、千葉県長生郡長柄町に「F長柄太陽光発電所」を建設すると発表した。

NTTファシリティーズ2016年10月27日、千葉県長生郡長柄町に「F長柄太陽光発電所」を建設すると発表した。2017年3月下旬の運転開始を予定している。

図 F長柄太陽光発電所の完成予想図

図 F長柄太陽光発電所の完成予想図

出所 NTTファシリティーズ

このメガソーラーでは、太陽光発電パネルの設置に新しい方法を取り入れる。従来の方法では、パネル面を南に向けて並べていたが、新しい方法ではパネル面を東西に向ける。

南向きに設置する場合は、前列のパネルの影を避けるために、前列からある程度の距離を置いて設置する必要がある。一方、東西に向ける方法では、東向きのパネルの列と西向きのパネルの列を交互にほぼ隙間なく配置する。こうすることでパネルの影がほかのパネルに影響することがなくなる上、より多くのパネルを配置できる。その結果、敷地面積当たりの太陽光発電パネルの設置容量を20~40%向上させることができ、年間発電量は10~30%増加するという。

図 パネルを南向きに並べる場合(上)よりも、東西に向けた(下)方が多くのパネルを設置できる

図 パネルを南向きに並べる場合(上)よりも、東西に向けた(下)方が多くのパネルを設置できる

出所 NTTファシリティーズ

F長柄太陽光発電所の合計出力は1905.12kW(約1.9MW)。そのうち1.1MW分を新しい方法で施工する。東西にパネルを向ける部分では、パネルの設置容量が25%増加する。さらに、パワーコンディショナーに最大電力点追従制御機能を投入することで年間発電量を引き上げる。その結果、想定年間発電量は約1984MWhとなる。これは従来の工法で建設した場合の約15%増だ。一般家庭の消費電力量に換算すると約550世帯分になる。


■リンク
NTTファシリティーズ

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