廃棄物データの一括管理でGHG算定効率化、NTTデータとCBAが連携

Scope3カテゴリ5算定の業務効率化・算定精度向上を実証で確認

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2025年12月8日 (月曜) 6:08

GHG排出量可視化システムと廃棄物管理システムを連携し廃棄物GHG算定

 株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)と株式会社CBA(以下、CBA)は、NTTデータの温室効果ガス(GHG)排出量可視化システム「C-Turtle」と、CBAの廃棄物管理システム「CBA wellfest」を連携し、事業活動で発生した廃棄物の処理に伴う温室効果ガス(GHG)排出量(Scope3カテゴリ5)を算定する実証を実施した。連携により、算定を効率的かつ正確に実施できることを確認したという。今後、機能開発を進め、2026年4月に両プラットフォームを連携したサービスの開始を予定している。両社が2025年12月4日に発表した。

データ集計作業の負荷を軽減

 NTTデータによると、従来、Scope3カテゴリ5のGHG排出量は、拠点ごとの運用にもとづき、別々のシステムや手作業で集計している。そのたため、データのばらつき、二重管理が発生しており、データ集計の業務負荷、算定値の正確性の担保が課題になっている。

 NTTデータとCBAの実証は、、京王電鉄株式会社(以下、京王電鉄)協力のもとで実施した。京王電鉄がCBA wellfestに蓄積した各拠点の廃棄物管理情報をC-Turtleに連携し、C-Turtle上で一元的にScope3カテゴリ5のGHG排出量を算定した。

 両システムのデータ項目を照合・マッピングし、データ使用目的や管理粒度が異なるシステム間で、廃棄物種別データをシームレスに受け渡す仕組みを検証した。また、廃棄物種別データと排出量算定に用いる項目をひもづけて連携し、従来手法と比較してデータ集計作業の負荷を軽減することを確認したという。特に廃棄物処理量の多い鉄道業、建設業、製造業で、算定の業務効率化や精度向上につなげられるとする。


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