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NEC、NECエナジーソリューションズとEOSが大容量蓄電システムの開発で協業

2015/10/09
(金)
SmartGridニューズレター編集部

2015年10月9日、日本電気株式会社(以下:NEC、東京都港区、執行役員社長:遠藤 信博)のスマートエネルギー子会社であるNECエナジーソリューションズ(米国マサチューセッツ州、CEO:Bud Collins)は、次世代大容量蓄電ソリューションの開発においてEOSエナジーストレージ社(以下:EOS、米国ニューヨーク州、CEO:Michael Oster)と協業することを発表した。

同協業における具体的な内容として、NECエナジーソリューションズの蓄電システムを一括運用・制御を行う統合制御システムや電力の直流と交流を変換するPCSなどで構成されるグリッドストレージソリューションと、EOSの独自電解液・緩衝材を活用することで亜鉛の酸化還元反応を高める亜鉛ハイブリッド正極電池Eos Znythや蓄電システムEos Auroraを組み合わせて、4時間以上の放電を実現する低コストな大容量蓄電ソリューションを2016年中までに開発することを目指す。

NECエナジーソリューションズのグリッドストレージソリューションは、全世界で11カ国・110MW以上の実績を有し、出力32MW以上の大規模システムでの商用稼働率は99%以上であり、システムの設置後最短6週間での商用運転を可能にする。
EOSの亜鉛やチタンなどを活用した亜鉛ハイブリッド正極電池は、独自の電解液・緩衝材により酸化還元反応を高め、低コスト・高寿命を実現している。また、4時間以上の長時間放電に適しており、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの効率的な運用に貢献する。


※ PCS:Power Conditioning System

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