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東京電力と三菱地所ホーム、2016年4月1日から全館空調システム導入住宅向け電気料金プランを受付開始

2016/02/15
(月)
SmartGridニューズレター編集部

2016年2月15日、東京電力株式会社(以下:東京電力、東京都千代田区、代表執行役社長:廣瀬  直己)と三菱地所ホーム株式会社(以下:三菱地所ホーム、東京都港区、代表取締役社長:加藤 博文)は、2016年4月1日以降に三菱地所ホームの全館空調システム「エアロテック」を導入した新築戸建住宅に入居した顧客向けの電気料金プランを共同で開発し、2016年4月1日から申込みの受付を開始することを発表した。

同電気料金プランは、東京電力が2016年4月1日から開始される電力小売全面自由化に合わせて用意した「プレミアムプラン」(リンク:関東エリア)と「スマートライフプラン」を「エアロテック」の使用実態に合わせてカスタマイズした、電力会社と住宅メーカーが初めて共同開発した専用プランとなる。

三菱地所ホームは、全館空調システムの販売を推進しており、1995年の「エアロテック」発売以来、数多くの住宅において、「温度のバリアフリーによる健康で快適な住まい」を提唱している。「エアロテック」は、フロアごとのゾーン制御ではなく、1台のコンパクトな室内機で24時間365日、各室ごとに好みの温度に設定ができるため、家族全員が快適な温度環境で暮らすことを可能にする。加えて、HEMS(Home Energy Management System)と連携することにより、空調に係る消費エネルギーを大幅に削減することにも貢献するシステムとなっている。(図参照)
 図 「エアロテック」イメージ図

同専用プランである「TEPCO プレミアムプラン for エアロテック」は、電気・ガス両方を利用する顧客向けのプランであり、電気料金の定額範囲を300kWhまで(既存の「プレミアムプラン」400kWhまで)に低減したことから、使用量の少ない季節であってもメリットを享受することが可能となる。また、オール電化で全館空調システムを利用する顧客向けのプランとして、昼夜間の単価差を縮小した「TEPCO スマートライフプラン for エアロテック」も用意される。


■リンク
東京電力
三菱地所ホーム

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