アメリカFisker社は2017年6月6日(現地時間)、同社が開発中の電気自動車(EV)「Fisker EMotion」のデザインの一部を披露した。Fisker EMotionは満充電状態での航続距離が400マイル(約640km)で、時速で時速161マイル(およそ時速260km)で走行するというEVだ。そして、Fisker社の創設者でCEOを務めるHenrik Fisker氏は、6月11日に自身のTwitterアカウントでFisker EMotionの全体が見える写真を公開した。
図 Fisker EMotionの全体像が見える写真
出所 Henrik Fisker氏のTwitterアカウント
Henrik Fisker氏は、デンマーク出身で、過去にBMWやAston Martinで乗用車のデザインを担当していた。その後自身の企業を設立してプラグインハイブリッド車やEVの製造販売に挑戦するが、販売した車両にトラブルが続発し会社は倒産。その後、2016年10月にFisker社を設立し、再びEVの開発販売に挑戦している人物だ。
そのFisker社が現在開発しているFisker EMotionは先述の通り、現在市場に出ているEVと比べるとかなりの性能を発揮すると宣言している。さらに、搭載する蓄電池もグラフェンを使用して新たに開発したもので、100マイル(約161km)以上走行できるだけの電力をわずか9分で充電できるという。
運転支援技術としてレーザー光で画像と距離を検出するLIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)や、2台のカメラを利用して周囲360°の画像を生成するシステムなども搭載しているという。Fisker社は、6月の間にFisker EMotionの情報を少しずつ公開していくとしている。そして6月30日には同社のWebページで、先行予約の受付を始めるとしている。ただし、販売開始は2019年の予定で、予定価格は12万9900ドル(1428万9000円:1ドル=110円で換算)だという。買い物など、日常の移動に利用するにはだいぶ高級な自動車だ。
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Fisker社