WaymoのCEOを務めるJohn Krafcik氏は2018年7月20日(アメリカ太平洋標準時間)、自身のTwitterアカウントへの投稿で、Waymoの自動運転車が公道を走行した距離が累積で800万マイル(約1287万km)を突破したことを明らかにした。そしてその距離は1日当たり2万5000マイル(約4万200km)のペースで伸びているという。
図 Waymoの自動運転車
出所 Waymo
Waymoは2017年11月に完全自動運転車の提供を始める際に、Google社内で自動運転車を研究していた時期からの累積で、自動運転車をおよそ350万マイル(約563万km)走行させてきたとしていた(参考記事)。その後半年ほどで、その距離を倍以上に伸ばした計算になる。自動運転車の提供台数が急激に増加したものと考えられる。
図 John Krafcik氏によるTwitterへの投稿
Waymo has self-driven 8 million miles on public roads, now at a rate of 25K miles per day. This real-world experience, plus over 5 billion miles in simulation, is how we're building the world’s most experienced driver. pic.twitter.com/VkfmLxwi2c
— John Krafcik (@johnkrafcik) July 20, 2018
出所 John Krafcik氏
Krafcik氏はTwitterアカウントへの投稿で、コンピューターシミュレーションによる仮想的な走行距離が50億マイル(約80億4672万km)を超えたことも明らかにし、同社の自動運転車を制御する機械学習アルゴリズムが、世界中のどのドライバーよりも運転経験を積んでいると主張している。