三井不動産など3社、柏の葉キャンパスに環境センサーを設置―データを街づくりに活用

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2018年8月30日 0:00

三井不動産、三井共同建設コンサルタント、センスウェイは、千葉県柏市の「柏の葉キャンパス」に環境センサーを設置し、街の環境情報の取得と蓄積を8月31日から始めると発表した。

三井不動産、三井共同建設コンサルタント、センスウェイは2018年8月30日、千葉県柏市の「柏の葉キャンパス」に環境センサーを設置し、街の環境情報の取得と蓄積を8月31日から始めると発表した。センサーは、LPWA(Low Power Wide Area)無線通信技術の1種であるLoRaWAN通信に対応し、温度と湿度を検知してデータを送信する。柏の葉キャンパスにはセンスウェイがLoRaWANの基地局設置を進めており、今回設置する環境センサーもこの基地局ネットワークを利用する。蓄積したデータはWebブラウザで確認可能で、グラフなどの形で見やすく表示する。

図 環境センサーは柏の葉キャンパスにあるLoRaWANネットワークを通してデータをサーバーに送信する

図 環境センサーは柏の葉キャンパスにあるLoRaWANネットワークを通してデータをサーバーに送信する

出所 三井不動産

センサーは柏の葉キャンパスコミュニティ広場内の「COOL TREE」(参考記事)と、柏の葉イノベーションキャンパス内の「アクアテラス」の2カ所に設置した。ちなみにアクアテラスとは、雨水対策の調整池にイベントスペースを設置した場所だ。

3社は2018年内に、センサー設置カ所を柏の葉キャンパス内の6カ所まで増やすとしている。さらに多くの地点の環境データをWebブラウザで確認可能にするほか、蓄積したデータを分析して、今後の街づくりに活かすとしている。


■リンク
三井不動産
センスウェイ

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