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Audi、EVのコンセプトカー「Audi Q4 e-tron concept」を発表ー2020年末に量産開始

2019/03/06
(水)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

Audiは、電気自動車(EV)のコンセプトカー「Audi Q4 e-tron concept」を発表した。

Audiは2019年3月5日(中央ヨーロッパ時間)、電気自動車(EV)のコンセプトカー「Audi Q4 e-tron concept」を発表した。3月7日から17日にスイス・ジュネーヴで開催予定のジュネーヴ・モーターショーに出展する。2018年9月に正式に発表したAudi初のEV「Audi e-tron」と同じSUV(Sports Utility Vehicle)だが、車両サイズが一回り小さくなっている。

図 Audiが発表したコンセプトカー「Audi Q4 e-tron concept」

図 Audiが発表したコンセプトカー「Audi Q4 e-tron concept」

出所 Audi

Audi e-tronの全長、全幅、全高はそれぞれ4901mm、1935mm、1616mm。一方、Audi Q4 e-tron conceptの全長、全幅、全高はそれぞれ4590mm、1900mm、1610mmと、一回り小さい。前後の車軸に1つずつモーターを搭載した4輪駆動車であるところは同じだが、最大出力は約302hp(225kW)と、Audi e-tronの性能(最大出力は約402hp)に比べると控えめになっている。そして、Audi Q4 e-tron conceptがVolkswagen GroupのEV用共通車台「Modular Electric Toolkit」を採用するという点も大きな違いだ。車両サイズを小さめにして、グループ共通の車台を採用することで、低価格化を狙ったものと考えられる。

図 「Audi Q4 e-tron concept」は、Volkswagen GroupのEV用共通車台を採用する

図 「Audi Q4 e-tron concept」は、Volkswagen GroupのEV用共通車台を採用する

出所 Audi

内蔵蓄電池の合計蓄電容量は82kWh。満充電状態からの航続距離は、燃費試験法の世界標準であるWLTP(Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure)で450kmを超える。航続距離はAudi e-tron(400km以上)を上回るが、蓄電容量(95kWh)はやはりAudi e-tronに比べると控えめな値になっている。

Audiはこのコンセプトカーを基にした車両を2020年末までに発表するとしている。同社初のEVであるAudi e-tronは2018年9月に発表し、2019年3月末までに顧客への納車が始まる予定だ。その後Audiは、2車種目のEV「Audi e-tron Sportback」を2019年後半に発表し、中国市場専用EV「Audi Q2L e-tron」の量産を始める。2020年後半には、3車種目のEVである「Audi e-tron GT」の量産版を発表する。これはAudi Sportsと共同で開発した高性能4ドアクーペだ。その後、Audi Q4 e-tron conceptを基にした量産車種の生産が始まる。Audiはこれで、主要な市場すべてに向けたEVが揃うとしている。


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