LNG事業参入に向け米企業に5億米ドル出資へ、出光興産

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2026年3月18日 (水曜) 8:00

米MidOcean Energyに5億米ドルの出資を決定

 出光興産株式会社(以下、出光興産)は2026年3月17日、液化天然ガス(LNG)事業への参入に向け、LNGの事業会社である米MidOcean Energy社に対し、5億米ドルの出資を決定したと発表した。契約締結は競争法上必要となる許認可取得を前提に、2026年3月中を予定している。

脱炭素移行で拡大するLNG市場の参入機会を追求

 MidOcean Energy社は、エネルギー・インフラ分野の機関投資会社である米EIG社によって設立された。LNGについて、グローバルでポートフォリオの構築を進めており、オーストラリア、カナダ、南米などの地域でプロジェクトへの参画実績がある。

 出光興産は、LNGを中長期的な成長分野と位置付けている。現在、ベトナムでのガス田開発事業や、北米におけるデータセンターに併設されるガス発電所向けの天然ガス供給事業を展開している。こうした事業基盤を活用しながら、MidOcean Energy社との戦略的パートナーシップを通じてLNG市場への参入機会の獲得を追求する。

 出光興産によると、LNGは石油や石炭と比べて二酸化炭素(CO2)排出量が少なく、脱炭素社会への移行期に環境負荷低減とエネルギーの安定供給を両立する選択肢として世界的に重要性が高まっている。

 また、供給地域が地理的に分散しており、地政学的リスクの低減やエネルギー安全保障の観点でも戦略的価値が高い。さらに、アジアでは、人口増加や経済成長を背景に発電・産業用途での需要拡大が続いている。


参考サイト

出光興産
 

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