SBエナジーが那須塩原でメガソーラー稼働開始、絶滅危惧種に影響しないよう慎重に環境評価

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2016年11月30日 0:00

SBエナジーは、栃木県那須塩原市に建設中だった太陽光発電所の営業運転を12月1日から開始すると発表した。

SBエナジーは2016年11月30日、栃木県那須塩原市に建設中だった太陽光発電所「ソフトバンク那須塩原ソーラーパーク」の営業運転を12月1日から開始すると発表した。2012年に始まった事業だが、近隣に絶滅危惧種の生息地帯があるため、環境評価の手続きや作業、有識者からの見解聴取などの作業に時間をかけ、慎重に進めた。

図 ソフトバンク那須塩原ソーラーパークの全景

図 ソフトバンク那須塩原ソーラーパークの全景

出所 SBエナジー

ソフトバンク那須塩原ソーラーパークの建設地は、ホウライ株式会社の所有地で、SBエナジーは土地を賃借して事業を進める。この土地には元々砕石場があったが、1995年10月に閉鎖となり、その後は未利用のままだった。太陽光発電に利用したいというホウライの希望があって、今回の事業につながった。

約27ha(27万m2)の敷地にシャープ製の多結晶太陽光発電パネルを設置した。設置したパネルは5万2580枚。合計出力は約13.9MWで、SBエナジーは年間発電量が約1402万5000kWhになると見込んでいる。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して全量を東京電力エナジーパートナーに売電する。売電単価は1kWh当たり40円(税別)。


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SBエナジー

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