2015年6月15日、株式会社日立製作所(以下:日立、東京都千代田区)と、電力・オートメーション企業であるABB(以下:ABB、スイス連邦)は、日本国内向け高圧直流送電(以下:HVDC)に関する合弁会社として日立ABB HVDCテクノロジーズ株式会社を設立することに合意し、正式契約を締結したことを発表した。
今後、規制当局の認可を取得後、8月中の会社設立をめざす。合弁会社の出資比率は日立が51%、ABBが49%となる。
設立する合弁会社は東京に拠点を置き、日立が主契約者として受注するHVDCプロジェクトに、ABBがもつ最新技術を導入し、直流システム部分の設計からエンジニアリング、機器供給などを一括で請け負い、アフターサービスも行う。新会社の概要は次のとおり。
◆新会社の概要
商号 | 日立ABB HVDCテクノロジーズ株式会社 |
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本社所在地 | 東京都千代田区外神田一丁目18-13 |
資本金 | 約14億円(出資比率:日立51%、ABB49%) |
代表者 | 未定 |
事業内容 |
日本国内の新設(既設更新を含む)の高圧直流送電における直流・交流変換器や関連設備のシステム設計、エンジニアリング、製造、組立、試験、販売、アフターサービス |
従業員数 | 10名(設立時予定) |