2016年2月12日、日本電気株式会社(以下:NEC、東京都港区、執行役員社長:遠藤 信博)は、イギリス ブリストル市のスマートシティプロジェクトを推進する企業Bristol Is Open(以下:BIO)とパートナーシップを締結したことを発表した。
ブリストル市はイギリス国内で8番目に人口の多い中核都市となる。BIOは、ブリストル市とブリストル大学が設立したジョイントベンチャーであり、イギリスの先進的なスマートシティプロジェクトの1つとして、スマートシティ関連の革新的なサービスの創造を目指している。同プロジェクトでは、渋滞緩和などの交通領域、廃棄物管理、エンターテインメント、エネルギー供給管理など、幅広いサービスの展開が期待されている。
BIOはブリストル市内に、SDN※やIoTセンサー、ビッグデータ技術などを用いたスマートシティプラットフォームを構築し、プラットフォームやここから取得できる各種都市データをパートナーに開放する。パートナーはこれらを活用して都市の諸問題を解決するソリューションの開発・実証をおこなっていく。
NECはBIOのプラットフォーム構築に、SDN製品、超小型無線通信システム「iPasolink」、LTE基地局などをBIOに提供している。さらに、同プラットフォームを用いて、SDN、5G、IoTなどスマートシティの実現に役立つ技術の実証をBIOと共におこなう。NECは協業を通して、注力する社会ソリューション事業を一層推進していく。
※ SDN:ネットワークをソフトウェアで制御する概念。
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