2016年4月15日、スズキ株式会社(以下:スズキ、浜松市南区、代表取締役社長:鈴木 俊宏)は、太陽光発電施設「スズキ牧之原太陽光発電所」(静岡県牧之原市の中里工業団地)を最大能力20MWの発電所として2015年10月より試験運転を開始しており、発電量を更に増加させるために現在、増設工事を実施していることを発表した。増設工事の完成は2016年7月末を予定する。
写真 「スズキ牧之原太陽光発電所」イメージ
同発電所は、中里工業団地にスズキが所有する42万m2の土地と相良工場敷地の一部をあわせた計46万m2の敷地に、約11万枚のソーラーパネルを設置する。増設後の年間発電電力量は、一般家庭8,900世帯分に相当する約32,200MWhを予定しており、総投資額は約79億円となる。発電した電力は全量中部電力へ売電される。
スズキの太陽光発電事業は、2015年6月に浜松市北区都田町の浜松工場屋上に設置した0.9MWの発電所が稼働しており、さらに2015年10月より浜松市西区舞阪町の遊休地にスズキグループとして、4MWの発電所が稼働を開始している。
「スズキ牧之原太陽光発電所」の稼働により、スズキグループの太陽光発電所の総設備容量は約25MWとなり、これらの太陽光発電所稼働によるCO2排出量削減効果はをスズキ国内工場の2014年度CO2排出量の9.8%と見込む。
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