2016年7月22日、MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(以下:三井住友海上、東京都千代田区、取締役社長:原 典之)ならびにあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下:あいおいニッセイ、東京都渋谷区、取締役社長:金杉 恭三)は、バイオマス発電事業を取り巻くリスクを包括的に補償する「バイオマス発電総合補償プラン」を開発し、2016年7月から販売を開始することを発表した。
また、これ併せて、グループのリスクコンサルティング会社である株式会社インターリスク総研(以下:インターリスク総研、東京都千代田区、取締役社長:村戸 眞)と共同で、「バイオマス発電設備に関するハンドブック」を発行する。
図 「バイオマス発電設備に関するハンドブック」イメージ
◆「バイオマス発電総合補償プラン」の主な特長
- さまざまなリスクを包括的に補償:
バイオマス発電事業を取り巻くさまざまなリスク(財物損害リスク、利益損失リスク、賠償責任リスク、発電燃料の輸送リスクなど)を包括的に補償する。
- ニーズに応じた個別設計が可能:
契約する事業者ごとに、補償する条件や保険金額等を個別に設計することが可能。顧客のニーズにマッチした最適な補償を提供する。
- 合理的な保険料水準:
所定の項目に基づくリスク診断を行い、診断結果に応じた保険料を算出する。
◆「バイオマス発電設備に関するハンドブック」について:
バイオマスエネルギーの概要や発電の仕組み、発電事業の課題や事故リスクの分析等について、これから新規参入を検討する事業者にもわかりやすく解説する。
【主な掲載内容】
- バイオマス発電の概要
- バイオマス資源とは
- 固定価格買取(FIT)制度によるバイオマス発電設備
- バイオマス資源利用技術の概要
- バイオマス発電技術
- 木質系バイオマス発電事業の課題
- 事故リスクのポイント
- バイオマス発電事業のリスクポイント(概要)
- タイプ別のリスクポイント
- 設備の設置・建設時のリスクポイント
- 設備の通常運転時のリスクポイント
- その他のリスクポイント