[ニュース]

カリフォルニア州サンディエゴ郡、太陽光の電力のみを使用するEV充電器を導入

2018/08/09
(木)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

太陽光発電関連機器を開発販売しているアメリカEnvision Solarは)、カリフォルニア州のサンディエゴ郡が電気自動車(EV)用充電ステーション「EV ARC」を導入すると発表した。

太陽光発電関連機器を開発販売しているアメリカEnvision Solarは2018年8月8日(アメリカ太平洋標準時)、カリフォルニア州のサンディエゴ郡がEnvision Solarの電気自動車(EV)用充電ステーション「EV ARC」を導入すると発表した。サンディエゴ郡はEV ARCを郡総務部の駐車場に設置し、住民に開放する。

図 Envision SolarのEV用充電ステーション「EV ARC」

図 Envision SolarのEV用充電ステーション「EV ARC」

出所 Envision Solar

EV ARCは、駐車場1台分のスペースに設置できる充電ステーション。駐車場を覆う屋根のような形で太陽光発電モジュールを設置してあり、このモジュールで発電した電力をEVに充電する。可能な限り発電量を上げるために、モジュールは日射方向に応じて自動的に方向を変える作りとなっている。充電した電力は付属の定置型蓄電池に充電し、EVには充電した電力を供給する。蓄電池を利用することで、悪天候時や夜間も利用できるようになっている。Envision Solarは、EV ARCの1日当たりの発電量を、EVが225マイル(約362km)走行できるほどの量だとしている。

太陽光発電モジュールで発電し、定置型蓄電池に充電した電力をEVに供給する形を採るため、EV ARCは電力系統から完全に独立しており、電力にコストがかからない上、簡単な工事で設置できる。さらに、災害で停電が発生しても動作を続けるため、災害対策にもなる。

Envision SolarはEV ARCの市場として地方自治体を重視している。これまで、カリフォルニア州フレズノ郡や、ニューヨーク市、ロサンゼルス市、サンフランシスコ市、ピッツバーグ市などの自治体にEV ARCを納入している。


■リンク
Envision Solar

TOPに戻る

関連記事
新刊情報
低遅延/超高速/大量接続を実現する5Gの全貌を解説! 2018年6月に仕様が確定した5Gの最新技術(第1フェーズ)と標準動向についてまとめた解説書です。本書『5G教科書』は、第一線で活躍されている著...
 インターネットの商用化から四半世紀が過ぎ、第4次産業革命の時代を迎えています。第4次産業革命とは「産業のデジタル化」を意味し、現在、これを支える共通の情報通信基盤の構築が求められています。  ...
 2015年頃より、IoT(InternetofThings)や人工知能(AI)が注目され始め、これらの技術を使って家電や自動車などあらゆるモノがネットワークにつながり、効率的な社会を創造することが期...