SBエナジーは2019年3月19日、三重県志摩市に建設中だった大規模太陽光発電所（メガソーラー）「ソフトバンク三重志摩阿児（あご）ソーラーパーク」の営業運転を開始した。設計、調達、施工（EPC：Engineering、Procurement、Construction）はSBエナジーが統括し、複数の業者に発注する形とした。
図 「ソフトバンク三重志摩阿児ソーラーパーク」の全景
出所 SBエナジー
ソフトバンク三重志摩阿児ソーラーパークの所在地は三重県志摩市阿児町立神（あごちょうたてがみ）。個人が所有する土地で、元は水田だったが耕作放棄状態だった。SBエナジーは所有者から土地を賃借して事業を進める。敷地面積は約2.8ha（約2万8000m2）。
太陽光発電モジュールは、中国Jinko Solarの製品を6646枚設置した。パワーコンディショナーは東芝三菱電機産業システムの製品を採用した。合計出力は約2.1MW（約2100kW）。SBエナジーは年間発電量を約2.497GWh（249万7000kWh）と見込んでいる。一般家庭の年間電力消費量に換算すると約693世帯分だ。設備利用率を計算するとおよそ13.6％。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して全量を中部電力に売電する。売電単価は1kWh当たり32円（税別）。
■リンク
SBエナジー
