2015年10月22日、経済産業省(以下:経産省)は、電力システム改革の各段階における検証などの場として、新たな有識者会議である「電力基本政策小委員会」を設置し、検討を行うことを公表した。同委員会設置の趣旨は以下の通り。
電力システム改革が進展していくなか、電力分野において、安全性、安定供給、経済効率性、および環境適合を同時に達成していくことが重要であり、そのためには、効率的かつ競争的な電力市場の整備を進めつつ、電力を供給するエネルギー産業を国際的にも競争力のあるものとしていくことが必要不可欠である。このため、電気事業制度に係る制度設計をはじめとして、電力分野の産業競争力強化に向けた幅広い政策課題を検討する場として、総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会の下に電力基本政策小委員会を設置する。
同委員会の第1回目は2015年10月27日に開催予定で、議事は次の通り。
- 小売全面自由化に向けた検証の進め方
- 小売全面自由化に向けた事前準備の進捗状況
- 電力会社におけるシステムの開発・整備状況及びスマートメーターの設置状況
委員等名簿については、リンク先を参照。
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経産省