東京電力のスマートメーターシステム

東京電力のスマートメーターシステム

このような、東京電力のスマートメーターシステムは、図2に示すように、

  • 領域①:スマートメーター
  • 領域②:スマートメーター通信システム
  • 領域③:スマートメーター運用管理システム

の3つの領域で構成されている。すでに、領域②のスマートメーター用通信システムのパートナー事業者として東芝グループが、運用管理システムとしてNTTデータグループが受注(2013年5月1日)し、システムが構築されている。

新サービスは平成27(2015)年7月から提供開始

さらに、平成27(2015)年7月から、スマートメーターを活用したさまざまな新サービスが、顧客に提供される予定となっている(それまでは、従来のサービスと同じ内容のサービス)。

新サービスとは、遠隔での検針やアンペア容量変更、より詳細な電力使用量の見える化、当該データを用いた新たなサービスの提供などである。

スマートメーターに関する技術検証も

表2に、平成26(2014)年度設置分のスマートメーター各仕様の設置台数と落札者(納入事業者)を示す。

表2 平成26(2014)年度設置分のスマートメーター各仕様の設置台数と落札者(納入事業者) 表2 平成26(2014)年度設置分のスマートメーター各仕様の設置台数と落札者(納入事業者)
〔出所 http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1235281_5851.htmlhttp://www.tepco.co.jp/cc/press/betu14_j/images/140402j0102.pdf

さらに表3に、

などの、スマートメーターに関する技術検証の実施期間とスマートメーターによるサービス開始時期を示す。

表3 スマートメーターの各方式の技術検証の実施期間とスマートメーターによるサービス開始時期 表3 スマートメーターの各方式の技術検証の実施期間とスマートメーターによるサービス開始時期
〔出所 http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu14_j/images/140402j0101.pdfhttp://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1235281_5851.html

  1. 携帯電話方式
  2. 無線マルチホップ方式
  3. PLC(Power Line Communication、電力線通信)方式
  4. MDMS(Meter Data Management System、スマートメーター運用管理システム)

    人気記事トップ10

    人気記事ランキングをもっと見る
    インプレスSmartGridニューズレター

    定期購読は終了いたしました