[ニュース]

大和リース、大阪・岸和田に水面を利用した約1MWの太陽光発電施設を完成

2015/08/11
(火)
SmartGridニューズレター編集部

2015年8月11日、大和リース株式会社(以下:大和リース、大阪市中央区、代表取締役社長:森田俊作)は、大阪府岸和田市の溜め池(傍示池)を利用した、総出力約1MWの太陽光発電施設「DREAM Solarフロート1号@神於山」を建設したことを発表した。
 写真 設備イメージ

同物件は2014年10月に大阪府、岸和田市、傍示池の施設・財産管理者である岸和田市神於山土地改良区と大和リースの4者で、事業推進協力について連携協定を締結し、2015年4月より着工した。同施設で発電した電力は、2015年8月10日より、関西電力株式会社に全量売電される。

◆太陽光発電施設の概要

事業名称 DREAM Solar フロート1号@神於山
所在地 岸和田市神於山土地改良区 傍示池
岸和田市尾生町4006
敷地面積 20,389m2
使用面積 約10,000m2(傍示池満水面積:約16,000m2)
発電事業者 大和リース株式会社
施設・財産管理者 岸和田市神於山土地改良区
設計・施工 大和ハウス工業株式会社
着工(起工式) 2015年4月14日
売電開始 2015年8月10日
事業期間 20年間
太陽電池最大発電出力値 約1,044kW
太陽電池モジュール ジンコソーラー製(出力260W、4,016枚)
年間予想発電電力量 約1,180,520kWh/年
年間売電売上(見込み) 約3,776万円(見込み)
投資額(総事業費) 約5億円
環境貢献効果 消費電力量換算 約328世帯分/年※1
CO2 削減交換換算 約575t-CO2/年※2

 


※1 大阪府エネルギー政策課数値より。

※2 平成24年電力事業連合会数値より。

■リンク
大和リース

関連記事
新刊情報
5G NR(新無線方式)と5Gコアを徹底解説! 本書は2018年9月に出版された『5G教科書』の続編です。5G NR(新無線方式)や5GC(コア・ネットワーク)などの5G技術とネットワークの進化、5...
攻撃者視点によるハッキング体験! 本書は、IoT機器の開発者や品質保証の担当者が、攻撃者の視点に立ってセキュリティ検証を実践するための手法を、事例とともに詳細に解説したものです。実際のサンプル機器に...
本書は、ブロックチェーン技術の電力・エネルギー分野での応用に焦点を当て、その基本的な概念から、世界と日本の応用事例(実証も含む)、法規制や標準化、ビジネスモデルまで、他書では解説されていないアプリケー...