2015年10月30日、九州電力株式会社(以下:九州電力、福岡市中央区、代表取締役社長:瓜生 道明)は、電力の小売全面自由化、ライセンス制導入を踏まえ、組織を見直すことを発表した。
同社は、2016年4月より開始される電力の小売全面自由化、ライセンス制導入に対応し、配電部門の中立性の確保、および小売競争環境の進展に対応する観点から、2015年7月より、お客さま本部を廃止し、配電本部および営業本部を設置している。
今回、現業機関も両本部に対応するように再編成することによって、本店と現業機関が一体となった業務運営体制を構築する(図参照)。
図 組織図
◆見直し内容
- お客さまセンターを廃止し、配電センターと営業センターを設置
現在のお客さまセンター(8箇所)を廃止し、現行お客さまセンターと同じ場所に配電センターと営業センターを設置(担当区域も現行と同じ※1)
- 配電センターに配電事業所を設置
現行営業所と同じ場所(54箇所)に配電事業所を設置(担当区域も現行と同じ)
- 営業センターに営業所を設置
現行営業所と同じ場所(ただし50箇所※2)に営業所を設置(担当区域も現行と同じ)
同見直し内容は、2015年12月1日より実施される。
※1 営業センターの担当区域は、現行離島営業所(対馬・壱岐・熊毛・奄美)の担当区域を除く
※2 現行離島営業所の4箇所(対馬・壱岐・熊毛・奄美)を除く
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九州電力