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BMW Groupがハンブルグ市で電気自動車のカーシェアリングを開始、2019年までに400台体制へ

2017/05/15
(月)

BMW Groupは、ドイツ・ハンブルグ市で電気自動車のカーシェアリングサービスを開始すると発表した。

ドイツBMW Groupは2017年5月10日(現地時間)、ドイツ・ハンブルグ市で電気自動車(EV)のカーシェアリングサービスを開始すると発表した。ハンブルグ市はこれを受けて、市内にEV用充電器を設置し、カーシェアリング用の駐車場も用意すると発表した。カーシェアリングサービスはBMW Groupとドイツのレンタカー業者Sixt社が共同で設立したドイツDriveNow社が運営する。BMW Groupはカーシェアリングのために2019年までに400台のEVと、150台のプラグインハイブリッド車(PHV)を供給する。

図 ハンブルグ市街に並ぶBMWのEV「BMW i3」と充電器

図 ハンブルグ市街に並ぶBMWのEV「BMW i3」と充電器

出所 BMW Group

BMW Groupはまず、2017年末までにBMWのEV「BMW i3」を200台提供する。ハンブルグ市は200台を受け入れられるように充電器の整備を進める。ハンブルグ市は2019年までに市内1150カ所に充電器を設置する予定だ。計画ではBMW Groupは2019年までに合計550台供給する予定だが、現時点では200台のBMW i3を供給することまでしか決まっていない。残りがどんな車種になるのかは未定だ。

ちなみに、DriveNow社はハンブルグ市のほか、ベルリン市、ミュンヘン市、デュッセルドルフ市、ケルン市でカーシェアリングサービスを展開している。さらにオーストリアのウィーン市、デンマークのコペンハーゲン市、スウェーデンのストックホルム市、ベルギーのブリュッセル市、イタリアのミラノ市、イギリスのロンドン市でもサービスを供給している。それぞれの拠点ではBMW i3のほかに、BMW 1シリーズ、BMW 2シリーズ、BMW X1、MINIシリーズなどのガソリン車もカーシェアリング向けに供給している。

そして、BMW Groupは2016年11月4日に、MINIシリーズのEVを2019年に、BMW X3のEVを2020年に発売すると予告している。2019年までに合計400台としているEV投入計画にMINIのEVが入る可能性もあるだろう。


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BMW Group

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