大阪ガスと九電みらいエナジー、共同で姫路市に75MWの木質バイオマス発電所を建設へ

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2019年3月8日 0:00

大阪ガスと九電みらいエナジーは、兵庫県姫路市に出力約75MW(7万5000kW)の木質バイオマス発電所を共同で建設すると発表した。

大阪ガスと九電みらいエナジーは2019年3月7日、兵庫県姫路市に出力約75MW(7万5000kW)の木質バイオマス発電所を共同で建設すると発表した。実際は大阪ガスの100%子会社であるガスアンドパワーが大阪ガスに代わって参加する。発電所の建設と運営はガスアンドパーと九電みらいエナジーが共同出資で設立した「広畑バイオマス発電株式会社」が担当する。出資比率はガスアンドパワーが90%で、九電みらいエナジーが10%。

図 木質バイオマス発電所の建設予定地

図 木質バイオマス発電所の建設予定地

出所 九電みらいエナジー

発電所の建設予定地は兵庫県姫路市広畑区富士町。発電出力は約75MW。これは日本のバイオマス発電所としては最大級の規模だ。燃料には輸入木質チップ、国産木質チップ、パーム椰子殻を使用する予定。

この発電所は大阪ガスグループとしては7カ所目、九電みらいエナジーとしては9カ所目のバイオマス発電所となるという。そして、大阪ガスが設立したグリーンパワーフュエル(参考記事)が、運転開始当初から国産木質バイオマスを調達提供し、輸入燃料と混焼する予定だという。運転開始は2023年8月の予定。


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