トヨタ、ダイムラー・ボルボの燃料電池合弁会社に出資
2026年4月1日 (水曜) 17:38
トヨタ・ダイムラートラック・ボルボがFC開発で協業
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、独ダイムラートラック、スウェーデンのボルボ・グループ(以下、ボルボ)、燃料電池システムを開発・販売するセルセントリックと、大型商用車向け燃料電池(FC)の商用化に向けて協業する(写真1)。基本合意書を2026年3月31日に締結した。ダイムラートラック、ボルボの商用車技術と、トヨタのセル製造技術を組み合わせ、技術的優位性と市場競争力の獲得を目指す。
写真1 (左から)ダイムラートラックのCEOであるカリン・ラドストロム 氏、トヨタ自動車の代表取締役社長である佐藤 恒治 氏、ボルボ・グループのCEOであるマーティン・ルンドステット 氏
出所 トヨタ自動車株式会社 ニュースリリース2026年3月31日、「ダイムラートラック、ボルボ・グループ、セルセントリック、トヨタ 大型商用車向けを中心とした燃料電池で協業、基本合意書を締結」
商用化に向けた事業規模と投資効率を確保へ
今回の合意に基づき、トヨタは、ダイムラートラックとボルボの合弁会社であるセルセントリックに出資する。3社が対等な持分比率となることを目指し、合弁パートナーとして参画する。
セルセントリックを3社の中核的な拠点とし、大型商用車、その他の用途向けのFCシステムの開発を進める。具体的には、トヨタがセル開発・生産技術のノウハウを提供し、セルセントリックとともに、FCの核心部であるセルの開発や生産、それと連動する構造設計や制御要素の開発を一体的に進める。
これにより、燃料電池システムの商用化に必要な事業規模と投資効率の確保を目指す。
トヨタ自動車 代表取締役社長 佐藤 恒治 氏は、「商用分野で高いノウハウを持つセルセントリックと、乗用車の領域で約30年の開発の歴史を持つトヨタが互いに力を合わせることで、世界一の大型商用車向けシステムを提供できると信じている」と述べる。
今回締結された基本合意書は法的拘束力を持たないため、今後、当事者間での継続的な協議を経て、法的拘束力のある合意の締結を目指す。
参考サイト
トヨタ自動車株式会社 ニュースリリース2026年3月31日、「ダイムラートラック、ボルボ・グループ、セルセントリック、トヨタ 大型商用車向けを中心とした燃料電池で協業、基本合意書を締結」
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