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ソーラーフロンティア、「長崎空港隣接地メガソーラー」が竣工し運転開始

2016/08/02
(火)
SmartGridニューズレター編集部

2016年8月2日、ソーラーフロンティア株式会社(以下:ソーラーフロンティア、東京都港区、代表取締役社長:平野 敦彦)と株式会社チョープロ(以下:チョープロ、長崎市、代表取締役:荒木 健治)は、両社によって設立された長崎ソーラーエナジー合同会社(以下:長崎ソーラーエナジー)の建設による「長崎空港隣接地メガソーラー」(SOL de 大村 箕島太陽光発電所)が竣工したことを発表した。

同メガソーラーは、発電出力で約30MWを有し、国内有数の規模(長崎県で最大)を誇る。初年度の発電量は、約3,700万キロワットを見込んでおり、一般家庭の年間電力消費量換算で7,500世帯分に相当する。設置にあたっては、ソーラーフロンティアが光の反射が航空機の運航に影響を与えない防眩性をもつCIS薄膜型太陽電池モジュールを供給し、千代田化工建設株式会社がEPCとして設計・調達・建設を担当した。この太陽光発電所は2015年4月に着工され、地元のサポートを得て、設置が進められた。その中には、九州地方の金融機関も多数参加した融資団(幹事銀行:株式会社みずほ銀行)によるノンリコース型のプロジェクトファイナンス実施も含まれている。

長崎空港隣接地メガソーラー(SOL de 大村 箕島太陽光発電所)概要

事業名 長崎空港隣接地(大村臨海工業用地他)におけるメガソーラー設置・運営事業
設置場所 長崎空港隣接地(長崎県大村市箕島)
敷地面積 約34ha
建設開始 2015年4月
規模 約30MW
完成 2016年7月

 


※ 同社発表値

■リンク
ソーラーフロンティア
チョープロ

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