写真1 発電開所式で稼働スイッチを押下する様子(2020年2月27日、思川浄化センター)
写真右から順に、栃木県 県土整備部 都市整備課 課長 林 真(はやし まこと)氏、ヤンマーエネルギーシステム株式会社 取締役 東京支社長 尾形 宏仲(おがた ひろなか)氏。
出所 ヤンマー株式会社提供、2020年2月27日
ヤンマー(YES)のエネルギーソリューション事業
ヤンマー(YES)は、図1に示すように「創エネ」「再エネ」「熱電」を核とする、次のようなエネルギーソリューションを定義し展開している。
図1 ヤンマー(YES)のエネルギーソリューション事業
出所 ヤンマーエネルギーシステム株式会社「エネルギーソリューションについて」、2020年2月27日
- 創エネソリューション
エネルギーをかしこく創る。すなわち、天然ガスや石油などのエネルギーを高効率に変換し、電力や熱を創る。 - 再エネソリューション
今まで廃棄していたバイオガスや廃食油、食品残渣(ざんさ)、もみ殻(もみがら)をエネルギー変換し、電力や熱を創る。 - 熱電ソリューション
(1)(2)で創られたエネルギーを、ヤンマーのエネルギー管理システム(Y-EMS)や未利用熱を活用して最適制御することによって、無駄のない省エネシステムを実現する。
これらエネルギーソリューション事業によって、ヤンマー(YES)は、機器売りだけではなくシステム提案から施工、改善提案など、トータルエネルギーソリューションを強化し、顧客の省エネ・省CO2・省コスト化を支援していく。
今回のバイオガス発電所を活用したFIT発電事業も、このエネルギーソリューションの一環である。