2015年12月16日、プライスウォーターハウスクーパース株式会社(以下:PwC、東京都中央区、代表取締役:鹿島 章、鈴木 保晴)と株式会社インターネットイニシアティブ(以下:IIJ、東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎)は、ビッグデータ分野での事業拡大を目的に、戦略的協業体制を構築することを発表した。
IIJがもつクラウド環境とPwCがもつデータ分析のノウハウを組み合わせ、ビッグデータ収集・解析のためのシステム基盤から、解析結果を経営に活かすコンサルティングまでを一貫して提供する。
同協業により、IIJは高品質で柔軟なクラウドプラットフォーム「IIJ GIO(ジオ)サービス」上で、ビッグデータ活用に必要なツールを兼ね備えたシステム基盤を提供し、顧客の業種・業務に最適なシステム環境の診断から設計・構築、運用・保守までをワンストップで行う。PwCは、ビッグデータアナリティクス専門のコンサルタントによるデータ分析、顧客の組織・体制構築の支援などを含めたコンサルティングを行い、顧客の経営課題解決や具体的なビジネス創出に導く。
製造業、小売・サービス業、放送・メディア業界、など、特にビッグデータ活用のニーズが大きい業界をターゲットとして、本格導入前にデータ活用の可能性を検証するソリューション「Analytics on-boarding Support Service on IIJ GIO(AoSS)」を同日より提供開始し、検証開始前の相談、要件定義からトライアル環境でのサンプルデータ分析、検証結果による効果的なデータ活用の提案までを最短1.5カ月で実施し、実際の活用までのステップを加速する。