双日が米バイオメタン事業を本格化、Fidemに出資
2026年4月7日 (火曜) 10:18
バイオメタン製造・販売の米Fidemに出資
双日株式会社(以下、双日)は、米国でバイオメタンの製造・販売事業に参入する。バイオメタン製造・販売事業者である米Fidem Energy LLC(以下、Fidem)に出資し、埋立地由来のバイオメタンを米国とアジアで供給する。2026年4月1日に発表した。
図1 Fidemが米国で運営するバイオメタン製造プラント
出所 双日株式会社 ニュースルーム 2026年4月1日、「双日、米国でバイオメタン製造・販売事業に参入」
双日とFidemの知見活用し米国でバイオメタン事業拡大へ
Fidemは、30年以上にわたり米国南東部で廃棄物回収・埋立事業を運営している。その知見やネットワークを基盤に、都市廃棄物を埋立処分する過程で自然発生するバイオガスから二酸化炭素、窒素などを分離して精製したバイオメタンを販売している。現在、テネシー州でバイオメタン製造プラントを稼働しているほか、複数の埋立地でのプロジェクト開発権を保有している。
今回、双日は、100%子会社である双日米国会社を通じ、Fidemを持分法適用会社とした。Fidemが保有する埋立地由来のバイオメタンの開発・運営ノウハウと、自社の開発力を組み合わせ、米国全土でバイオメタン事業を拡大する。また、自社グローバルネットワークを活用し、日本を含めたアジアなどへの供給も進める。
双日によると、米国内で生産されたバイオメタンは、輸送用燃料をはじめ様々な産業分野、公共事業で活用されている。2025年には、需要量が前年比24%増と伸長した。今後、エネルギー安全保障の強化や、化石天然ガスの代替による温室効果ガスの排出削減といった脱炭素化の観点から、さらなる需要の拡大が見込まれている。



