日産自動車は、開発中の次世代電気自動車「LEAF」が新開発の自動駐車機能「プロパイロット パーキング」を搭載することを明らかにした。
日産自動車は2016年7月5日、開発中の次世代電気自動車(EV)「LEAF」のティザーキャンペーン(参考記事)の第4弾として、次世代LEAFが新開発の自動駐車機能「プロパイロット パーキング」を搭載することを明らかにした。
図 「プロパイロット パーキング」は駐車場でボタンを押すことで働き始めるようだ
出所 日産自動車
日産自動車によるとプロパイロット パーキングは、駐車時に必要な操作をすべて自動制御するものだという。アクセル、ブレーキ、ハンドル、シフトを自動制御し、駐車完了後はパーキングブレーキまで自動でかけてくれるという。そして、プロパイロット パーキングは国産車では初の本格的自動駐車システムになるそうだ。
今回の発表と同時に公開となった動画を見ると、プロパイロット パーキングは駐車場に入ったところでボタンを押すことで機能が働き始めるようだ。その状態で駐車場内を走行すると、空きスペースを自動的に検知し、ドライバーが希望の駐車スポットを決めたら、タッチパネルを指一本で触れることで、その場所への自動駐車が始まるように見える。そして、動画の字幕を読むと、かなり狭い駐車スペースにも問題なく対応するという記述がある。
図 「プロパイロット パーキング」の動作イメージを示す動画
出所 日産自動車
日産自動車はこれまでのLEAFティザーキャンペーンで、主に車両を自動制御する機能をアピールしている。2回目の情報公開では、運転支援機能「プロパイロット」を搭載することを明らかにしており(参考記事)、今回は新開発の自動駐車機能だ。
General Motorsの「Chevrolet Bolt EV」や、Teslaの「Model 3」など、普及価格帯で長距離を走行できるEVが好評を得ている。価格帯を考えると次世代LEAFは、これらの車種と直接競争していくことになりそうだ。そうなるとやはり気になるのは満充電状態の走行距離。Chevrolet Bolt EVや、Model 3は350kmほどの連続走行が可能になっている。ライバルを引き離すには、皆があっと驚くような走行性能を実現してもらいたいところだ。
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日産自動車
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