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カンサス州の蒸留業者が3年契約で風力発電の電力を購入、消費電力が100%再エネに

2018/04/05
(木)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

カンサス州の蒸留業者であるMGPは、カンサス州の電力業者であるWestar Energyから風力発電所の電力を購入すると発表した。

カンサス州の蒸留業者であるMGPは2018年4月3日、カンサス州の電力業者であるWestar Energyから風力発電所の電力を購入すると発表した。3年契約でグリーン電力証書が付いた電力を購入し、その結果MGPがカンサス州とインディアナ州に保有している工場の消費電力が100%再生可能エネルギー由来のものになる。

図 MGPが販売しているバーボンウイスキー「Tanner's Creek」

図 MGPが販売しているバーボンウイスキー「Tanner's Creek」

出所 MGP

MGPが供給を受ける電力は、Westar Energyがカンサス州で運営している風力発電所「Westar Wind」が発電するものという扱いになる。この結果MGPは、Wester Energyの顧客企業のうち、100%再生可能エネルギーを利用する最大の企業になるという。

3年契約が終了した後、MGPはWester Energyから再生可能エネルギーのクレジットを購入する予定。これにより、MGPは引き続き100%再生可能エネルギー由来の電力で企業を運営することになる。


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MGP

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