東京ガスは2019年2月1日、同社の子会社であるプロミネットパワー株式会社が、LIXILが京都府に保有する大規模太陽光発電所(メガソーラー)を取得したと発表した。東京ガスは日本国内で出力合計にして40万kW分の再生エネルギー発電所を確保するという目標を掲げており、今回のメガソーラー取得は目標達成に向けたものだ。
図 プロミネットパワーが取得したメガソーラー「綾部太陽光発電所」のイメージ
出所 LIXIL
綾部太陽光発電所は、京都府綾部市のLIXIL綾部工場跡地を利用してLIXILが2014年11月から建設を始めたメガソーラー。2015年6月に完成し、8月に運転を開始している。設計と施工は日本コムシスが担当した。
最大出力は約4.87MW(4872kW)。運転開始当初の年間見込み発電量は約4.6GWh(460万kWh)。設備利用率を計算すると、約10.1%となる。年間およそ2300トンのCO2排出量削減効果が期待できるという。
東京ガスは今後も、太陽光発電事業への投資と開発に注力する姿勢を見せている。
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