MWC2018のテーマ「より良い未来を創る」
MWC2018のテーマが「Creating a Better Future」(より良い未来を創ろう)。これを実現するため、モバイル業界は「SDGs」(持続可能な開発目標(https://www.mobileworldcongress.com/about/sdg-characters/)への取り組みを約束した。
SDGsは、2015年9月に国連で策定された持続可能な開発目標『我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ』は、2030年までに貧困を解消し、気候変動を止め、不公正と不平等などに対抗するなど、17のゴール(目標:SDG1~SDG17)で構成されている。それぞれの目標は、今後(2018年から)13年間で2030年に達成する目標となっている。
MWC2018では、GSMAはバルセロナの著名なイラストレータでありアーティストであるBrosmind(ブロスミンド)氏(http://www.brosmind.com/)と提携し、来場者にわかりやすくするように、ユニークなSDGsイラストを創作している。視覚的に表現したところから、来場者から大きな関心を集めていた(図1は「目標13」の地球温暖化対策を表現したイラストの例)。
図1 SDGs(目標13の地球温暖化対策へのアクションを示すイラスト例)
出所 https://www.mobileworldcongress.com/about/sdg-characters/
次に、会場内に特設されている「INNOVATION CITY2018 (THE GSMA PRESENT)」から、2つの5Gの事例を紹介しよう。