[特集]

SDGs・パリ協定実現に向けた建築・住宅のエネルギー効率化

― エイモリ―・B・ロビンス博士の「統合的設計」による実践例 ―
2018/11/01
(木)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

世界では、現在、SDGsやパリ協定(COP21)をベースに、2050年までのできるだけ早い時期に脱炭素化を実現する取り組みが展開されている。日本が国連に提出した「日本の約束草案」の目標は、2030年までに、建築分野(業務・家庭部門)では2013年度比で40%の二酸化炭素の排出削減を実現することが前提となっている。また、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)が発表した報告書によれば、削減される二酸化炭素量の94%は、エネルギーの効率化と自然エネルギーで達成できると推計されている(注1)。
米国コロラド州にあるロッキーマウンテン研究所の共同設立者であり、主任研究員/名誉会長であるエイモリ―・B・ロビンス博士は、建物のエネルギーの効率化と低コスト化の実現を目指す「統合的設計」をコンセプトに、次々と世界に先進的な情報を発信している。ここでは、同氏の講演(注2)をもとに、脱炭素化に向かう建築・住宅の姿について見ていく。

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