〔2〕インテルは4タイプのWiMAX用チップセットを展示
〔2〕インテルは4タイプのWiMAX用チップセットを展示
インテルのブースでは、4タイプのWiMAX用チップセットとWiMAX端末、そして実際の端末とアプリケーションによるWiMAX利用シーンのデモを展示。
WiMAX用チップセットは、次に示す3タイプのノートPC向けのWiMAX/Wi-Fiコンボ・モジュールとMID/UMPC、携帯電話向けチップセットの計4タイプである(写真6、7)。
(1)「インテルWiMAX/WiFi Link 5150 ハーフ・ミニ・カード」(WiMAX:1×2MIMO、Wi-Fi:1×2MIMO)
(2)「インテルWiMAX/WiFi Link 5350」(WiMAX:1×2MIMO、Wi-Fi:3×3MIMO)
(3)「インテルWiMAX/WiFi Link 5150 ミニ・カード」(WiMAX:1×2MIMO、Wi-Fi:3×3MIMO)
(4)MID/UMPC(※)・携帯電話向けでWiMAX、GPS、Bluetooth対応のチップセット「Evans Peak」。
※ UMPC:Ultra Mobile PC、ウルトラ・モバイルPC
なお、米国ではClearwire(クリアワイヤ)により2008年9月からモバイルWiMAXサービスが開始されることになっており、これらのノートPC向けのチップセット(下り10Mbps、上り4Mbps)が搭載されたノートPCは2008年10月頃には、市場に登場する予定。
端末では、海外市場向けにノートPCとしてWiMAXに対応する予定の、東芝「Satellite U400」とソニー「VAIO type S」、携帯電話型の京セラのCDMA/WiMAXデュアル・モード端末「TWX01(試作機)」(写真8)、ソフィアシステムズのMID向け開発プラットフォーム「PEARTREE」(写真9)や富士通の「FMV-U8250」などが展示されていた。
ソフィアシステムズのMID向け開発プラットフォーム「PEARTREE」は、Intel「Atom」プロセッサを搭載しており、同ブースでは、エディア社のGPSナビゲーション・ソリューションを動かし、WiMAXでネットワークに接続し、渋滞情報などを取得するデモなどが行われた。
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