AMR とは 意味/解説/説明
AMR
- [Automated Meter Reading]
- 読み方エー・エム・アール
- 日本語訳自動電力メーター(検針値)読み取り方式
米国で、以前使用されていたデジタル式電力計で、片方向の通信システムのこと。
電力会社の検針員が各家庭の近辺まで出向いて、電力計に内蔵されている通信機能(例:赤外線通信)から発せられる赤外線を、赤外線センサー付きの自動検針器(ハンディターミナル等)で検知して使用電力を検針したり、あるいは自動車に乗ったまま電力計の付近を通って赤外線をキャッチして、消費電力のデータ収集を行ったりするシステム。このシステムは、人間が介在するため半自動化のシステムであった。そこで、これを全自動化するため、双方向通信機能をもつデジタル電力計すなわち「スマートメーター」が開発された。
なお、スマートメーター(一般家庭に設置)と電力会社のMDMS(Meter Data Management System。検針データ管理システム)を接続し、電力使用状況のデータをなどを把握して処理する通信基盤は、スマートグリッドではAMI(Advanced Metering Infrastructure、高度メーター基盤)と呼ばれる。
